シニア卓球サークルの男性陣のなかで、ひとり特徴的な人がいました。
フォアで打つときに体が伸びあがるんです。ちょっと跳ねたりもします。
上下運動が大きく、大振りです。
で、打つポイントが不安定になってしまいます。
これでは安定した球がでません。
どこに球が飛んでいくか分からないのです。
卓球をはじめてまだキャリアが浅いようで、ご本人もストレスが溜まり悩んでいるよう でした。
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「〇〇さん、跳ねたらダメですよ」
「落ち着いて、ゆっくりいいんだから」
「強く打とうとしないで」
ベテランの方たちからアドバイスを受けて、注意すればいい球が出ます。でもしばらくすると、また元に戻ってしまいます。
クセがついてしまったのでしょうか。
ご本人も分かってはいるのですが、なかなか修正できないでいるのです。
ベテランの指示通りに打てば、ドライブの効いたいい球が出るのですから、余計に難癖に腹が立とうというものです。
私の推測ですが、この方は卓球をはじめたときに基本を教わらなかったのではないでしょうか。
見よう見まねで、はじめてしまって、悪い癖が身についてしまった気がします。
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どうやったら直るのか。基本に立ち返るしかないと思います。
素振りの練習からはじめるとよいと思いますが、サークルの練習中に一人素振りするのも気恥ずかしいのか、やりません。
で、私が練習の相方になったときは、慌てず、ゆっくり打てるように球出ししました。
「〇〇さん、ラリーが何回続くかやってみましょう」
「強くなくていいので、やさしい球で返してください」
すると、大振りせずに、とにかく継続しよう、と球に集中します。
跳ねたりもしないで、ラケットを無駄に振り回さなくなります。
それでフォームが固まってくれば、しめたものです。
もともと陽気なこの方は、きっとベテランの方々のアドバイスをしっかり受け取めて、難癖を克服するに違いありません。
つづく
(写真と当サークルとは関係ありません)
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