卓球爺さんのblog

下手ですが卓球が大好きな爺さんです。参加資格60歳以上の卓球サークルで週2回、楽しんでいました。ただ、2年半前にがんを患い、いまは卓球に復帰できるようになるのを願って懸命にリハビリ中です。

難クセを治すには基本に立ち返るしかない!

     
       
 
 シニア卓球サークルの男性陣のなかで、ひとり特徴的な人がいました。
 フォアで打つときに体が伸びあがるんです。ちょっと跳ねたりもします。

シニア 上下運動が大きく、大振りです。
 で、打つポイントが不安定になってしまいます。

 これでは安定した球がでません。
 どこに球が飛んでいくか分からないのです。

 卓球をはじめてまだキャリアが浅いようで、ご本人もストレスが溜まり悩んでいるよう でした。         

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 「〇〇さん、跳ねたらダメですよ」
 「落ち着いて、ゆっくりいいんだから」
 「強く打とうとしないで」

 ベテランの方たちからアドバイスを受けて、注意すればいい球が出ます。でもしばらくすると、また元に戻ってしまいます。

 クセがついてしまったのでしょうか。

 ご本人も分かってはいるのですが、なかなか修正できないでいるのです。

 ベテランの指示通りに打てば、ドライブの効いたいい球が出るのですから、余計に難癖に腹が立とうというものです。

 私の推測ですが、この方は卓球をはじめたときに基本を教わらなかったのではないでしょうか。
 見よう見まねで、はじめてしまって、悪い癖が身についてしまった気がします。

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 どうやったら直るのか。基本に立ち返るしかないと思います。
 素振りの練習からはじめるとよいと思いますが、サークルの練習中に一人素振りするのも気恥ずかしいのか、やりません。

 で、私が練習の相方になったときは、慌てず、ゆっくり打てるように球出ししました。
 
 「〇〇さん、ラリーが何回続くかやってみましょう」
 「強くなくていいので、やさしい球で返してください」

 すると、大振りせずに、とにかく継続しよう、と球に集中します。
 跳ねたりもしないで、ラケットを無駄に振り回さなくなります。
 それでフォームが固まってくれば、しめたものです。

 もともと陽気なこの方は、きっとベテランの方々のアドバイスをしっかり受け取めて、難癖を克服するに違いありません。

    つづく

  (写真と当サークルとは関係ありません)

  
 
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自分の「型」で練習を楽しむのもシニア卓球ならでは!

   
      

 シニア卓球サークルの男性陣は、卓球歴が長い人が多いようです。
 練習をみていると、みなさん、自分の卓球の「型」を持っているようにみえたからです。

台 試合ともなると別の違った「技」を出すのでしょうが、練習では自分の型で卓球を楽しんでいます。
 
 ラリーの練習にあきると、試合形式でカウントを数えながらやっている組もあります。
  
 でもそれは稀で、球を打つことにひたすら楽しみを感じている様がとてもシニアらしくて、私は嬉しくなりました。     

       

 ロングのフォアドライブが好きなシニア男性は、もっぱらロングで打ちます。

 卓球台から下がって離れて立ち、ラケットを下から上にすくいあげるフォームは決まっています。
 ラリーが続くと、ご本人はご満悦で、とても気持ちよさそうです。

 こっちが台近くに立ち、ブロックで返しても、それに応じてショートで返すことはしません。立ち位置が決まっていてロング打ちを崩しません。

 「ショートじゃないよ。ロングだよ」

 決してショートが嫌なのではなく、ロング打ちがこの人の「自分の型」なのでした。

 逆に卓球台近くに立ち、ショートですっこーん、すっこーんとテンポのいいリズムに乗って打つのが大好きな人もいます。

 決して強打はしません。大振りもしません。
 強く速い球を打つより、コントロールを重視しているようです。

 ですのでほとんどミスしません。まるで機械仕掛けのようです。
 相方さんがミスしないか、打ちにくい球を出さない限り、ラリーは何回でも続きそうです。

 いつだって打ちやすい、いい球が返ってくるのですから、こういう人は恰好の練習相手といえます。

 したがってサークルのなかの人気者です。       

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 「こんど私とやってね」
 「次は私とですから」

 ご婦人たちから練習相手のリクエストの声がかかると、「俺ってモテルな」とでも言いたげに愛好を崩します。

 長いラリーができるのを売りにするのが、この人の自分の「型」の練習なのでした。

     つづく

 

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シニア男性が卓球楽しむコツは裃脱いで明るく社交的に!

   
      
 
 シニア卓球サークルは、全体に女性優位が揺るぎません。
 毎回の参加者は、多くて15人から20人ほど。その6、7割は女性です。

 日本人の平均寿命が男性より女性 の方が圧倒的に長いことからみても、当サークルメンバーの男女比はうなずけます。


ダブルス 加えてもともと女性の方が男性より社交的です。

 女性は、普段からご近所付き合いをはじめ、地域の人たちのネットワークができていますので、「友達が卓球をはじめたから私もやることにしたの」と軽いノリで参加するようになった人が多いように思います。

 それに比べ会社人間を長らくやってきた男性は、地域とのつながりは希薄です。  

       

 会社退職後は、昔の会社仲間とたまに一杯やるとか、ゴルフを年に数回やるくらいがせいぜいなのではないでしょうか。

 趣味でもなければ、家にこもりがちで、奥さんから『粗大ごみ』扱いされてしまいます。

 かといって、見ず知らずの地域の同年代の人たちとの付き合いは、不得手というか、面倒で敬遠しがちなのが男性です。

 そんなですから、男性にとって街や地域ののシニア卓球サークルに参加するには、ちょっとした勇気がいるのです。
 
 地域では、いろいろなシニアサークルが活動しています。
 まずはそれを知ることが肝心なのですが、調べるのも億劫というのが正直なところでしょう。

 よっぽど卓球がやりたくてしょうがないとか、運動不足を何とかしたい、という思いが強くないと、躊躇してしまうのです。

 私の場合は、地域の知り合いがサークルで卓球をやっているのを知り、見学に行ったのが最初でした。サークルに参加するのは決めていたのですが、下手な自分でもできるのかどうか、見たかったのです。
 
 私は知り合いがいたので幸いでした。

 だんだん気付いてきたことですが、サークルの男性メンバーはみなさん、明るくて社交的です。
 無駄な気遣いはしません。
 新参者の私に対してもすぐにフレンドリーに接してくれました。

 まるで子供時代の小学生に戻った感覚で、卓球を楽しんでいます。
 
 地域で卓球を楽しむコツは、会社人間時代の裃を脱いで、明るく社交的であることだと思いました。

     つづく

   (写真と当卓球サークルは関係ありません)

         
 

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綺麗なフォームを固める練習で上達目指す白髪婦人

  
       
 
 どんなスポーツでも一流選手のフォームは、ほれぼれするぐらい美しいです。
 大袈裟でなく、“芸術品”といってもいいと思います。

 一流とまで言わなくても中学生、高校生、大学生で毎日、基本にのっとって研鑽している選手たちのフォームには、見習うことが多々あります。


フォームn 私は駅伝が好きで、特に正月の箱根駅伝は毎年、現場に行って応援していましたが、目の前でウオーミングアップする選手の走る姿には「カッコいい」とうなってしまいます。

 はじめからフォームが綺麗だったわけではないでしょう。
 憧れの先輩選手のフォームを真似した人もいるかも知れません。
 
 たいていは練習を重ねて、卓球だったら素振りを重ねてフォームを固めていったのだ思います。      

       

 フォームが綺麗であることが上達の必須条件。
 上手になるには、練習で美しいフォームを固めること。

 そう思っています。

 シニア卓球サークルで、フォームがきれいだなと思った白髪の老婦人がいました。

 シェイクハンドで、華奢な体格ですが両足はしっかり床を踏みしめ、フォアハンドでもバックハンドでも決まったフォームで球を打っています。
 
 フォームが崩れることは滅多にありません。
 足が動いているのでしょう。
 打つポイントに体を動かし、決まった打点で打つように心がけているように見えます。

 この方とローテーションが回ってきて練習したときに感じたのですが、ほぼ同じ場所に球が返ってきます。対角線のフォアサイドに打ち返してくる球がほとんど定位置からずれません。

 同じフォームで打っているからでしょう。

 フォームを崩さずに打つ練習をしているのだと、強く感じました。

 私がきちんと球を返しさえすれば、小気味よくラリーが続きます。
 気持ちよく打ちあえるので最高です。

 ローテーションが合わず、一緒に打ち合う機会はなかなかありませんでしたが、こういう人は上手になるんだろうな、と思いました。

 と同時に、基本は素振りから、と肝に銘じたのでした。

    つづく

 (写真と当サークルは関係ありません) 


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いつも試合のつもりで練習する変幻自在型ウーマン

  
       
 
 ツッツキ上手な老婦人、ドライブ大好きなスーパーウーマン、軟攻型で試合巧者の老婦人、そして存在感あるブロック上手 と、これまでにシニア卓球サークルの女性陣を紹介してきました。

13f599b095473ddac0f0fd34fc19ed6c みなさん、自分のスタイルにあった練習で卓球を楽しんでいるので、個性豊かです。

 卓球をはじめた動機がみなさん違うのか、卓球の楽しみ方もそれぞれなのかなと思います。

 
子供のころから卓球をやっていた人や中学、高校が卓球部だったという元選手は見受けられません。 

 おそらくある程度、年をとってから始めて、卓球が好きになった人がほとんどなのでしょう。    
     
      

 このシニア卓球サークルは、卓球教室ではないので、教えてくれる先生はいません。
 ベテランが時折、フォームや打ち方についてアドバイスしますが、みなさん好き勝手にやっている感じです。

 本格的に上達したいなら、有料の卓球教室に通って、みっちり練習すればいいので、ここではそれぞれが身の丈にあった卓球を楽しんでいます。

 そんななかで変幻自在な婦人がいました。70歳を超えるお歳ですが、いかにも運動神経がありそうな、スリムな身体で身のこなしは軽やかです。

 シェイクハンドから繰り出すフォアドライブは速く、強く、勢い抜群。球が手元でグーンと伸びてくる感じです。

 しかも球の弾道がネットすれすれで低いので、余計に鋭さがあります。

 カットもまたフォア、バックとも鋭く切れていて、いきなりカットされると面食らいます。

 「私、いつも試合のつもりでやっているので、そのつもりでね」

 そう言う通りで、フォアサイド、バックサイドと球を左右に打ち分け、スペースが空いたかとみると狙いすました勢いのある球でテーブルを射抜かれます。
 
 切れ味あるフォームからみても相当キャリアを積んだ方なんでしょう。
 このサークルでは数少ない子供のころからの卓球愛好者かも知れません。

     つづく

 (写真と当サークルは関係ありません)

 



 
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