(前回「68歳は“ひよっこ”のシニア卓球サークル」のつづきです)
さて、練習を終えると、会館の1階コーナーで、恒例のお菓子付きの100円コーヒーを飲みながらの、おしゃべりの延長戦です。先日、こんな会話をしました。
「おいくつですか?」と私。
「81だよ」とその男性。
白髪のロングヘアで、細身の長身からはとても、そんな年齢には見えません。
「ここに来ているのは週1日だけど、他にも行ってるよ」と言うので、聞くと、どこどこの地域センターといくつも場所をあげ、週4日、卓球をやっているというのです。
「卓球の他にウエイトリフティングもやってる」
ほぼ毎日、外に出かけ、運動しているのですから、大層元気なのもうなづけます。
「そういえば今日、○○ちゃん、来なかったね」
「きょう○○ちゃんは、サンプラザよ。藤あやこのコンサートに行ってるの」
「そうか。じゃ、ワイン飲みに行くのは3人だね」
卓球をしたあとは、近くの庶民的なレストランでワインつきのお昼を楽しむのだそうです。
定年後の10万時間を楽しむ法は十人十色だと思います。
生涯現役のバリバリもいれば、悠々自適の方もいるでしょう。
大学時代の友人などは、近況を聞けば、いつもゴルフの話という旧友が結構います。
ボランティアに一生懸命な仲間もいます。
卓球サークルの私にとっての人生の先輩方々からは、もうひとつ違った楽しみ方を知らされた気がしています。
この卓球サークルで、私は4年ぶりの新人だそうです。
地域での元気な高齢者の活動の場が意外と知られていないのは、残念です。
そんなわけで私がつくる町会の会報紙の最新号には、シニアプラザの活動を紹介しました。
ちょっとでもお年寄りの交流が広がれば、と願って!!
人気ブログランキング
卓球ランキング