卓球爺さんのblog

下手ですが卓球が大好きな爺さんです。参加資格60歳以上の卓球サークルで週2回、楽しんでいました。ただ、2年半前にがんを患い、いまは卓球に復帰できるようになるのを願って懸命にリハビリ中です。

2020年06月

グリップ削りが欠かせない日本式ペンホルダーラケット

 前回のブログで私は日本式ペンホルダーと書いたところ、子供のころから卓球好きで、私と同じペンホルダーという知人からこんなメールが届きました。

 「自分の手にフィットするように指が当たるところをやすりで削ってました」

 そうでした。そうでした。私もやってました。
 ラケットのグリップを削っていたのを思い出しました。


kopi- (写真は私が長年愛用している日本式ペンホルダーのラケットで、グリップを削っています)

 シェークハンドのラケットは、ストレート、フレア、アナトミック、コミックとグリップにいろいろな種類があり。自分にあった握りやすいグリップのラケットを選ぶことができます。

 対してペンホルダーのラケットは、しっくりした握りになるように自分でグリップを削っていました。

  ペンホルダーのラケットのグリップは、主にコルクでできています。木材、あるいは木材とコルクでできたものもありますが、コルクなので比較的柔らかくて削るのは苦になりません。

 まずカッターでグリップ裏の人差し指と親指の間の手が当たる部分を削ります。角を削り落とし、丸みをつけて手が当たってもいたくないようにします。

 今度は表の人差し指で握る部分、次いで親指で握る部分を削ります。

 手にしっくりくるように確認しながら削っていきます。

 カッターで削ったあとは、粗い紙やすりと細かい紙やすりを使ってならします。
 握ってみて、削り足りない部分や微調整が必要な部分は、カッター、あるいは紙やすりで仕上げていきます。

 スポーツは何でもそうだと思いますが、自分が使う用具を自分に合うように手直ししていくのは楽しい作業です。

 私は不器用で粗削りな作業もいいところですが、それでも自分にフィットしたラケットに仕上がれば愛着が湧いてくいるというものです。

 いまでは日本式ペンホルダーを使って世界で活躍している日本人選手は、ほとんど見られなくなってしまいました。

 かつて日本式ペンホルダーが世界を席巻した時代を知るシニア卓球愛好者としては、ペンホルダーに拘り続けていきたいと思います。

    つづく


  
       卓球ランキング        

シェークハンド主流で、今や珍しくなった日本式ペンホルダー

    
       

 卓球のラケットの握り方には、大きくわけてシェークハンドとペンホルダーの2種類ありますが、私はペンホルダーです。

ペン2 そのペンホルダーにも日本式と中国式があり、私はラバーが片面のいわゆる日本式ペンホルダーです。
 中国式ペンは両面ラバーです。
 
 シニア卓球サークルの参加者のほとんどは今、主流のシェークハンドです。

 両面ラバーなのでフォアハンド、バックハンドどちらにも対応しやすく、とくにバックハンドに適しているところがシニア向けでもあります。

 それにシェークハンドは、ペンホルダーに比べて、あまり動かずにすむので、とくに年配者には好まれているのだと思います。

 またシェークハンドには、いろいろなグリップがあって、自分にあったグリップを選べるのもシニアには魅力です。
 オールラウンドなプレイが可能な「ストレート」、フィット感の高い「フレア」、握りやすさが魅力の「アナトミック」、フレアよりも太いグリップの「コミック」といろいろあります。

 もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】


 サークルの女性陣はみなさん全員がシェークハンドです。

 卓球台からあまり離れずに、どっしりと立ち、フォアもバックも同じようにボールをさばきます。バックはさほど動かずに打ち返せるので、足腰の弱った高齢者に適しています。

 足腰の運動をするには、もう少し足を動かしたらいいのにと思いますが、練習だとバックもフォアと同じ立ち位置で手を伸ばせば打ててしまうので、足の運動にはなっていなんじゃないかなぁ、と老婆心ながら思ってしまいます。

 もう一つの握り方、ペンホルダーは、私のほかに一人だけです。

 卓球歴が相当長いとみえる、
80歳を超えている男性で、背筋が伸びてシャキッとしていて。構えた姿勢が“恰好よく様になっています。

 日本で昔からなじみがあるのがペンホルダーですから、この方は子供のころから卓球をされてきたのではないでしょうか。

 「練習なんだからフォアならフォア側に返して」
 「ただ、やみくもに打ってもダメ」
 「対角線上の決まったところにボールを打ち返すように練習して」
 「狙ったところに打てるようにならないと」

  指示、指導の仕方も適格で、この方はサークルのコーチ格でもあります。

  この方と私はぜひ、お手合わせをしたいと思っていたのですが、練習ローテーションのめぐりあわせが悪く、一度も練習することができませんでした。

 日本式ペンの私は、自分自身でフォアハンドはまずまずと思っているのですが、バックバンドが苦手です。
 ついつい練習でもフォアハンドばかりになり、バックハンドの練習がお留守になりがちです。


 この超ベテランのペンホルダーさんに、バックハンドの練習ができなかったのが悔やまれます。
        つづく

 


     卓球ランキング  

            

スピード対応練習はニューボールでしたいけど!


              ダッドウェイ公式 ペット用品サイト

 卓球のボール(球)は消耗品です。

 下手な私が言うのもなんですが、古くなると、弾力性がなくなり、反発力が減退、スピードがでません。回転もかかりにくくなります。

 練習中にボールを踏んづけてつぶしてしまうこともあります。
 1日にどのくらの数のボールが使えなくなって廃棄されるか、数えたことはありませんが、補充していかないとボールの数がどんどん減っていきます。


ドライブ そこでシニア卓球サークルでは、一人毎月500円の会費を徴収して、主にボールの購入代に充てています。

 毎週2回、練習に参加するとして、月に8回ほど。それで会費500円ですから、1回100円にも満たないので安いものです。

 年金生活者がレクリエーションスポーツを楽しむうえで、ありがたい話です。

 ご婦人方の何人かはお菓子を買ってきて、休憩時に参加者にふるまっていますが、その方が参加費より支出額が大きいというのはご愛嬌でしょう。

 もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】

 「これニューボールよ」
 「新しいのはなんでも嬉しいわね」

 ドライブ打ちが大好きなスーパーウーマンは、ニューボールを手に喜々としています。

 「わぁ、スピードが全然違う」
 「打った時の感触がいいなぁ」
 「やっぱり若い(新しい)のは最高ね」

 などと相方のシニア男性を皮肉るかのようなことを言いながら、ガンガンとドライブボールを打ちまくっています。
 一段とスピードとパワーが増したように見えます。

 確かにニューボールは打音にハリがあって気持ちよく打て、ラリーが楽しくなります。
 台上での弾みもあるので、打ったあと、素早く構えないと、ボールのスピードに遅れてしまいがちです。

 古いボールとニューボールでは、こんなにも違うのか。
 できれば、いつもニューボールで練習したいなぁ。
 スピードに対応した練習はニューボールじゃないと。

 そんなふうに思ってしまいます。
 でも現実はそうはいきません。でも、それでいいんです。

 シニアに見合った練習ができればそれでOK。ニューボールが入ったときは、それだけで嬉しくなり、ラリーの楽しさが一段を増すというものです。

    つづく

  (写真と当サークルとは関係ありません)


 

 


   卓球ランキング   スポーツランキング  

   

ラリーを楽しむために考案されたオレンジ色のラージボール

    
              
 
 シニア卓球サークルの練習会場には、冷房設備がありませんでしたので、盛夏時には、ちょっと打ち合っただけで汗びっしょりになります。

 そんな時は、窓を薄めに開けて涼をとり入れます。薄めにするのは、大きく開けると会場内に空気の流れができてしまうからです。


 オレンジ卓球のボールは空気抵抗に左右されるのは、子供の時に外で卓球をやっていた時に風に吹かれるボールをみて、分かってはいました。
 ただ、当時は遊びでしたので、気にはしていませんでした。

 サークルで卓球をやるようになり、はじめて風(空気の流れ)を気にするようになりました。

 卓球のボールが軽いためですが、いったいボールの重さはどれくらいあるのだろう?
 そう思い、ちょっと調べてみました。        

         あなたの街のお買い物代行サービス【ツイディ】

 通常の卓球ボール(硬式)の重さは、2.7gだそうです。卓球ボールと同じく風の影響を受けやすいバドミントンのシャトル(羽)の重さが4.74gなので、それに比べ随分と軽いのが分かります。

 ついでに大きさを調べると、通常のボール(硬式)の直径は40㍉でした。
 そこではじめて、直径が44㍉のラージボールというのがあるのを知りました。

 ラージボールの重さは、2.2~2.4gです。通常の硬式ボールより直径が大きいので、重くなると思いきや、なんと通常のボールより軽くなっています。

 そういえば練習ボールの中にオレンジ色のボールが混じっていましたが、それがラージボールだったと知りました。

 卓球で使われるボールは白色ですが、ラージボールで使われるのはオレンジ色だけに限られているのでした。

 全国630店舗以上!もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店

 ラージボールができたのは1988年(昭和63年)で、レクリエーションスポーツとして誰でもラリーを楽しめるように日本卓球協会が考案したそうです。

 ボールを大きく、重さを軽くしたことで空気抵抗を受けやすくなり、スピードと回転の力が弱まってラリーが続きやすくなるというわけです。

 ほかにもラージボールはネットの高さが17.25㎝(通常の硬式は15.25㎝)や、回転がかけにくい裏ソフトラバーのみ使用可だったり、サービストスを上げる高さの制限(通常は16㎝以上)がない、など卓球をより楽しめるように工夫されています。

 新卓球と言われ、簡単にラリーが続けられるラージボールは、シニア向けなのでしょう。

 でも、卓球(硬式)で培ってきたシニア世代には、通常の卓球(硬式)に拘りがあるのでした。

     つづく

 
 

 卓球ランキング  スポーツランキング  

   

個人情報は聞かないのがシニアサークルの暗黙のルール!

        
          今なら加湿器プレゼント!空間除菌なら除菌水ジーア

 回数を重ねるうちにシニア卓球サークルの雰囲気にも慣れてきました。
 
 メンバーのみなさんに共通して言えるのは、明るく元気で社交的ということです。
 もちろん卓球が大好きなのが一番ですが、今この時間を楽しむことに徹しています。

 slide_0私は参加する機会がありませんでしたが、卓球の練習が終われば、連れだっておいしい食事に行くのを楽しみにしています。

 「きょうは、どこに行く?」
 「駅前に美味しいい中華の店があるわよ。どうかしら」
 「中華か。イタリアンがいいな」
 「バスで行けるかな」「行けるわよ」

 そうです。みなさん、70歳以上ですので、バスの無料パスを持っています。パスを大いに活用しようとするのは当然の判断です。

 みなさんをみていると、元気であるなら歳をとるのも悪くいないな、と思います。

 自分の好きなことを楽しみ、無駄なことはしない、余計なことにも関心を向けないのが、健康維持の秘訣のようです。

 全国630店舗以上!もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店

 大分後になって気が付いたのですが、メンバーの間で個人情報について聞いたりすることはまずありません。
 名前だけは呼ぶのに困りますので知らせますが、それ以上はなしです。

 どこに住んでいるか、くらいは話のついでに聞くでしょう。
 「眼医者に行った」「歯医者に行った」など、高齢者ですので病気の話はします。
 
 ですが、個人情報の根幹に関わる、
どんな仕事をしていたかとか、家庭環境なんかについては話はしませんし、誰も聞きません。
 
 私も経験がありますが、ちょっとした集まりに行くと、「何をされていたんですか?」と興味本位で現役時代の仕事について聞かれることがよくあります。

 でもこのシニア卓球サークルでは、それは一切ありません。
 よっぽどじゃない限り、聞いても無駄だし、意味がないからです。
 「それ聞いて、だから何なんだ」というわけです。

 仕事歴はいまとなんの関係もないし、かえって知ると、気まずくなるのが分かっているからだと思います。

 逆に言えば、自分がやってきた仕事にいつまでたってもこだわる人は、シニアサークルに参加するには不向きな人と言えるのでないでしょうか。

 誰が決めたわけではありませんが、個人情報には立ち入らないのがシニアサークルの暗黙のルールになっているように思うのでした。

     つづく

  (写真と当サークルは関係ありません)


 
 
 
  卓球ランキング      スポーツランキング

 

広告
ギャラリー
  • 「ハワイアンバンドやりません?」の突然のお誘いに面食らう
  • 人生100年時代!多種多様なサークルが活動する高齢者施設
  • シニアが“若返る”ダブルス練習試合は楽し!
  • 試合慣れしたベテランは相手の弱点をすぐに見抜く
  • 綺麗なフォアフォームは、おまわりさんの敬礼から!
  • グリップ削りが欠かせない日本式ペンホルダーラケット
  • シェークハンド主流で、今や珍しくなった日本式ペンホルダー
  • スピード対応練習はニューボールでしたいけど!
  • ラリーを楽しむために考案されたオレンジ色のラージボール
楽天市場