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 大方の球技は、練習中に散らばったボールを拾い集めないと練習が続きません。

 サッカーやラグビーはさほどではないにしても、野球などはグランドに散ったボールを集める作業が必要です。
 バスケットやバレーボールでは、素早くボールを集めないと練習が回っていきません。

 そんななかで卓球は、球(ボール)拾いをしないと練習にならない、最たる球技だと思います。

 5分も放っておけば、卓球台周辺はもちろん、卓球場の隅々まで球だらけになります。

 練習中に玉を踏みつけてつぶしてしまったり、球が気になって打てなかったり、はてはケガのもとにもなります。


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 そんなんで卓球は常時、球拾いが欠かせません。

 シニア卓球サークルでは、交代で参加者の3分の1が玉拾いをします。

 昆虫網に似た棒の先の網で、床に転がっている球を拾い集めて、回収します。

 これが結構楽しいのです。

 動かなくなって床にじっとしている球は、網の先ですくいあげます。これにはちょっとコツが要ります。

 なんとなく網を寄せたのでは球が逃げてしまいます。網の先端で球の下をすくいあげる要領で拾います。

 弾んでいる球は、弾みのリズムに合わせて網を下にもぐらせればいいので簡単です。調子を合わせて、ひょいひょいのひょい、という感じです。

 プレーしている人の背後にいると、球がストレートで飛んでくることがあります。その飛んでくる球を網でキャッチします。

 「はい、ジャストミート」ってなわけです。

  これが決まると気持ちいいので、じっとチャンスを待っていたりします。

 球拾いしながら、練習している人の様子をみていると、その人の癖や弱点が見えてきます。この辺に立っていれば球が飛んでくる、というのが分かってくるのです。

 ただ、決してプレーしている人の邪魔になってはいけません。
 
 ときどき練習中に足元に転がっている球に網の棒を差し込んでくる球拾いの人がいますが、これは危いです。

 網いっぱいになった球は、それぞれの卓球台脇に据えられた球ケースに入れるのですが、その時、注意しないと集めた球がケースに入らずに、こぼれ落ちてしまいます。

 「あ~あ、せっかく集めたのに…」

 球拾いもまた楽しからずや、です。

  つづく

 
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