シニア卓球サークルの練習会場には、冷房設備がありませんでしたので、盛夏時には、ちょっと打ち合っただけで汗びっしょりになります。

 そんな時は、窓を薄めに開けて涼をとり入れます。薄めにするのは、大きく開けると会場内に空気の流れができてしまうからです。


 オレンジ卓球のボールは空気抵抗に左右されるのは、子供の時に外で卓球をやっていた時に風に吹かれるボールをみて、分かってはいました。
 ただ、当時は遊びでしたので、気にはしていませんでした。

 サークルで卓球をやるようになり、はじめて風(空気の流れ)を気にするようになりました。

 卓球のボールが軽いためですが、いったいボールの重さはどれくらいあるのだろう?
 そう思い、ちょっと調べてみました。        

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 通常の卓球ボール(硬式)の重さは、2.7gだそうです。卓球ボールと同じく風の影響を受けやすいバドミントンのシャトル(羽)の重さが4.74gなので、それに比べ随分と軽いのが分かります。

 ついでに大きさを調べると、通常のボール(硬式)の直径は40㍉でした。
 そこではじめて、直径が44㍉のラージボールというのがあるのを知りました。

 ラージボールの重さは、2.2~2.4gです。通常の硬式ボールより直径が大きいので、重くなると思いきや、なんと通常のボールより軽くなっています。

 そういえば練習ボールの中にオレンジ色のボールが混じっていましたが、それがラージボールだったと知りました。

 卓球で使われるボールは白色ですが、ラージボールで使われるのはオレンジ色だけに限られているのでした。

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 ラージボールができたのは1988年(昭和63年)で、レクリエーションスポーツとして誰でもラリーを楽しめるように日本卓球協会が考案したそうです。

 ボールを大きく、重さを軽くしたことで空気抵抗を受けやすくなり、スピードと回転の力が弱まってラリーが続きやすくなるというわけです。

 ほかにもラージボールはネットの高さが17.25㎝(通常の硬式は15.25㎝)や、回転がかけにくい裏ソフトラバーのみ使用可だったり、サービストスを上げる高さの制限(通常は16㎝以上)がない、など卓球をより楽しめるように工夫されています。

 新卓球と言われ、簡単にラリーが続けられるラージボールは、シニア向けなのでしょう。

 でも、卓球(硬式)で培ってきたシニア世代には、通常の卓球(硬式)に拘りがあるのでした。

     つづく

 
 

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