卓球爺さんのblog

下手ですが卓球が大好きな爺さんです。参加資格60歳以上の卓球サークルで週2回、楽しんでいました。ただ、2年半前にがんを患い、いまは卓球に復帰できるようになるのを願って懸命にリハビリ中です。

ボランティアコーチ

不動の姿勢でラリーを続けるシニア卓球の「仁王様」

              
               スポーツ用品買うならゼビオ

 球拾いが終わると交代で、いよいよ練習の順番が回ってきます。
 サークル新参者ですので、誰とやるのかな、とちょっと気になります。

 練習の相方さんはローテーションで決まるので、自分から誰々さんを指名するわけにはいきません。

 シニア卓球サークルに入ったばかりで、ローテーションの仕組みが分からないでいると、“ボス”が「〇〇さんは、〇〇さんとやってください」と指示してくれます。


4081343
 卓球台を挟んで向かいあい、「よろしくお願いします」とあいさつ。
 はじめてのお手合わせの方ばかりですので、「お手柔らかに」と言うのも忘れません。

 基本は対角線でのラリーです。

 メンバーにはサウスポー(左利き)はいませんでしたので、右側から相手右側へのフォアのラリーになります。

 お相手は、70歳代前半と思しき長身の男性。古くからのメンバーでサークルのお世話役さんでもあります。 この方も“ボス”同様に寡黙で、無駄口はたたきません。

 ほぼ直立、仁王立ちで、姿勢をあまり崩さずに打ちます。フットワークはほとんど使いません。この人の練習のスタイルなんでしょう。それでも打てるんです。

 私は密かにこの人を「仁王様」と心の内で呼ぶようにしました。          

            体脂肪計タニタの【公式】ショッピングサイト

 長身で手が長いので、手を伸ばせばたいていは球に届きます。
 私がとんでもない方向に打っても顔色一つ変えず、球をとらえ、私に返してくれます。
 流石にベテランさんです。

 ほとんどミスしませんので、私がきっちり打ち返しさえすれば、ラリーが続きます。
 
 前にも触れましたが、私はスペシャルオリンピックス(SO)日本の東京地区で、知的障害がある方たちの卓球コーチを10年ほど務めたことがあります。

 その時のコーチの役割は、打ちやすい位置と高さに球を出してあげることでした。
 ですので、相方さんが打ちやすいところに球を打ち返すことは比較的慣れていました。

 「仁王様」がほぼ決まったところに打ってくれるので、私もフォームを固めて、ポイントを狙って打ち返します。小気味よくラリーが続きます。

           今なら加湿器プレゼント!空間除菌なら除菌水ジーア  

 むっつりですが、決していかめしくはない「仁王様」は、練習の恰好のパートナーでした。
 ローテーションで「仁王様」と当たると、「よし、よし」と喜んだものです。

    つづく

 
  
卓球ランキング   

SO日本・東京で卓球のボランティアコーチをはじめる

    
       

 卓球をするのは何年ぶりだったでしょうか?

 シニア卓球サークルに参加して、はじめは様子見でいたのですが、「はい、どうぞ」と言われ、ラケットを持って、いざテーブルの前に立つと、ちょっと緊張しました。

 卓球は中学時代にはじめましたが、お遊び程度のものでした。

  JR線の駅前近くにあった卓球場で友達と数回遊んだ記憶があります。昔は街中に結構、卓球場がありました。

 当時はめずらしかったと思いますが、家に卓球台がある友達がいて、空き地で卓球を楽しんだこともありました。
 外ですので、ボールは風で流されるのがしばしばで、練習にはなりませんでした。

      希釈せずにそのまま使える次亜塩素酸水、除菌水ジーア
    

 小学校低学年の頃でしたか、荻村伊智朗選手が東京で行われた卓球世界選手権(1956年)で男子シングルス、男子ダブルス、男子団体で優勝し、世界ランク1位になり、その後も大活躍でしたので、卓球は子供たちにも人気がありました。

 そんなで教わったことも習ったこともなく、見様見真似でしたが、そこそこラリーが続けられるようになっていったんです。

 高校、大学、そして社会人になってからも卓球をする機会はありませんでした。温泉旅行に行ったとき、1、2回、旅館にあった卓球台で遊んだくらいでした。
yjimage
 ラケットを持つようになったのは、20年近く前に、とあることで、ボランティアで卓球をやるようになったのです。

 「スペシャルオリンピックス(SO)」という国際的なスポーツ組織があります。
 知的障害のある人たちにオリンピック競技種目に準じたいろいろなスポーツを通して社会参加を促そうという活動で、その成果を発表する国内大会、それに国際大会も行っています。

 

 私は、スペシャルオリンピックス日本の東京地区で、卓球のボランティア・コーチをやるようになったんです。コーチのなかには、長らく卓球をやっていて上手な方はいますが、私はコーチと言っても名ばかりでした。

 SOについては、これからも折に触れて書きたいと思います。

 ボランティアコーチは、シニア卓球サークルに参加する10年ほど前に辞めていたので、卓球をやるのはほぼ10年ぶりでした。

 さてラケットにボールがうまく当たり、返せるだろうか?

  つづく


 


       
人気ブログランキング
卓球ランキング   
広告
ギャラリー
  • 「ハワイアンバンドやりません?」の突然のお誘いに面食らう
  • 人生100年時代!多種多様なサークルが活動する高齢者施設
  • シニアが“若返る”ダブルス練習試合は楽し!
  • 試合慣れしたベテランは相手の弱点をすぐに見抜く
  • 綺麗なフォアフォームは、おまわりさんの敬礼から!
  • グリップ削りが欠かせない日本式ペンホルダーラケット
  • シェークハンド主流で、今や珍しくなった日本式ペンホルダー
  • スピード対応練習はニューボールでしたいけど!
  • ラリーを楽しむために考案されたオレンジ色のラージボール
楽天市場